シロアリの予防をしてほしいけど
どこに頼めばいいの分からない・・・
このように業者選びに困ったことはありませんか?
シロアリ防除は施工も大事ですが、その後のこともしっかり考えた上で選ぶことが大切です。
シロアリ防除は頻繁にしないため、施工内容や費用が分からないと不安になるかたもいらっしゃるでしょう。中には「内容はよく分からないけど費用が安いから、広告でよく見るところにお願いしました」というお客様の声を聞くこともあります。ただ、肝心な内容が分からないまま本当に決めてもいいのでしょうか。
今回は、安心してシロアリ防除を依頼できるよう、選ぶ際に押さえておきたいポイントをご紹介します。
シロアリ業者の選び方 チェックポイント
公益社団法人日本しろあり対策協会に加入しているか
いきなりですが・・・シロアリ防除に協会(団体)や資格があることはご存じでしたか?
現状、シロアリ防除は無資格でも法律的に問題なく施工ができるため、知識や技術が全くない業者が施工していることがあります。これがシロアリ業者の実態が掴めない、イメージが良くない原因の一つにもなっています。そして知識や技術がない業者に依頼すると、施工が不完全でシロアリの発生・再発するおそれもあります。
そのような中、社会全体のシロアリ防除の水準を上げるために活動している協会(団体)があります。
公益社団法人日本しろあり対策協会とは
本会は木造建築物のシロアリ被害および腐朽を防止する目的で、国土交通大臣の許可を得て結成された50余年の歴史を持つ法人です。平成25年1月4日には、内閣府の認定の下、公益社団法人に移行いたしました。
公益社団法人日本しろあり対策協会
本会の目的は、建築物や工作物等をシロアリと木材腐朽菌による被害から守ることによって長期の耐久性と安全性を確保し、あわせて木材資源の有効利用で国民生活の向上と地球環境保全に寄与することにあります。
学識経験者、研究者、防除薬剤材料製造業者、登録施工業者によって構成され、民間業者より公共性に特化した団体です。
目的を達成するため認定資格である「しろあり防除施工士」の検定、シロアリ防除薬剤の認定や登録、防除施工仕様書の策定を行っています。また、適正かつ安全な調査・施工のために、業者の会員制度も設けられているのです。
ただし、協会へはどのような業者でも加盟が許されるわけではありません。厳しい審査基準を満たす必要があります。
つまり“ 会員であることは一定以上の技術レベルが保証されている証明 ”になります。
公益社団法人日本しろあり対策協会に加盟している業者の有無は、業者を選ぶ上で非常に大きな意味を持ちます。
しろあり対策協会に加盟している業者は、その業者のホームページなどに加入している旨を記載しています。
また、しろあり対策協会のホームページでは、全国の会員やしろあり防除施工士を確認することができます。
▼公益社団法人日本しろあり対策協会の会員はコチラから確認できます。▼
公益社団法人日本しろあり対策協会HP(登録施工業者会員名簿)
会員名簿からお住まいの地域を選択。表示一覧より業者が掲載されているか確認できます。
▼しろあり防除施工士はコチラから確認できます。▼
公益社団法人日本しろあり対策協会HP(しろあり防除施工士をさがす)
適正な料金であるか
シロアリ防除施工の費用相場は1坪あたり6000円~10000円程度が相場です。ただし、施工方法や使用する薬剤、被害状況など業者によって費用は変わります。
■注意すべきポイント
・料金が安すぎる業者のリスク
サービス内容が不十分だったり、人件費削減のために1人作業(しろあり対策協会では、労働災害防止として白蟻防除は2人以上で編成することと明記されています)を行われることがあります。
・料金が高すぎる業者の背景
仲介手数料や広告宣伝費など、費用とは直接関係のないコストが含まれている場合があります。ただし、すべてが当てはまるわけではな無いため、不明点や不安なことがあれば、必ず業者に確認をしましょう。
■適切な業者選びのポイント
1.費用相場を確認
事前に相場を調べておくことで、適正価格を見極めやすくなります。
2.施工内容・保証・アフターサービスの確認
価格だけではなく、使用薬剤や施工方法、アフターサービスの有無を確認しましょう。
3.疑問点は業者に相談
不明点や不安があれば、直接業者に問い合わせて解消することが大切です。
適正価格で信頼できる業者を選ぶことが、安心して暮らせる環境づくりの第一歩です。
料金が安すぎず高すぎず適正価格である業者を選ぶことが重要です。
施工内容がしっかりしているか
適切なシロアリ防除施工を行っている業者は、日本しろあり対策協会の「防除施工標準仕様書」および「安全管理基準」に基づいて施工を行い、安全性と効率性を両立しています。
■防除施工の基本基準
・「防除施工標準仕様書」
薬剤の誤使用や危険な施工を防止し、安全で正確な施工を実現するための仕様書です。
・「安全管理基準」
施工・安全衛生・運搬・薬剤・環境管理など、安全かつ効率的な作業を行うための基準です。
・「認定薬剤」
安全性の高さ、シロアリに対する効力や持続性など様々な試験をクリアした薬剤です。
■施工方法
・「土壌処理」
床下の道場に薬剤を処理してシロアリの侵入を防ぎます。
・「木部処理」
木材に薬剤を処理して建材を守ります。
薬剤処理では、「土壌処理」と「木部処理」がありその両方を行うことになっています。
■安全管理の徹底
施工内容の適正化だけでなく、労働災害防止も重要です。私たちシロアリ業者は、お客様や施工従事者を守るためにも現場で起こり得る災害を予知し、安全管理活動を徹底する必要があります。特に施工管理において「シロアリ防除は2人以上で編成」することが基準となっています。
保証やアフターサービスが充実しているか
■保証内容
基本的にシロアリ防除は施工した日から5年間の保証が付きます。
この保証は、使用している薬剤の持続効果が5年程度であるためです。そのため、シロアリ保証は被害再発の再施工だけでなく、薬剤の効き目を保証するという意味をもちます。
保証を使用して再施工をしてもらう場合にかかる費用は、基本的には無料です。ただし、業者によっては追加費用がかかる場合もあるため、事前に確認をしましょう。
■アフターサービス
ほとんどの業者が保証期間中に定期的な床下検査を実施しています。定期点検の回数は、業者によって変わります。
5年間に2~3回程度または毎年検査を実施する業者もいます。床下はシロアリ以外に水漏れなどの被害も発生する恐れがあるため、定期的な床下検査をしておくと安心です。
こちらも基本的には無料ですが、業者によって追加費用がかかる場合もあるため、事前に確認をしましょう。
他にも家の中に羽アリがでた、他の虫やネズミが発生した等、何か困ったことがおきたときに柔軟に対応してくれるなど、アフターサービスの内容も確認しましょう。
シロアリ予防にも協会や資格があるなんて初めて知りました。事前に内容を確認することが重要ですね。
長期的なメンテナンスで長い付き合いになりますので、信頼できる会社にお願いしたいですね!
しっかりとシロアリを予防・駆除できなかった場合は、被害の発生、被害の拡大によって耐久性が落ちたり、資産価値の低下、修理費用が増える場合があります・・・
シロアリ防除は施工して終わりではなく、施工後にシロアリが発生しないことが重要です。
当社は、公益社団法人日本しろあり対策協会の正会員でシロアリ防除に必要な資格を取得しています。
また、保証期間中は1年に1回無料点検を実施し、シロアリ以外のさまざまな害虫やネズミにも対応しています。
さらに産業廃棄物収集運搬許可業者ですので、シロアリ防除工事と同時に、床下のゴミや家庭内の不要品も処理できます。手間を省き、住環境を快適に整えます。
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0997-53-0067