先日、部屋の掃除をしていたら和室の壁に剥がれた跡が・・・少しめくったところ、黒っぽい土がボロボロ落ちてきたけどこれって、シロアリの被害?
このように、シロアリの被害について疑問に思ったことはありませんか?これから紹介するポイントにあてはまる場合、シロアリによる被害の可能性があるかもしれません。
主に家屋被害を及ぼすシロアリはヤマトシロアリとイエシロアリの2種類がいます。
ヤマトシロアリは、日当たりが悪く、湿気の多い温かいところに多く見られます。
家屋であれば、台所・洗面所・風呂場・トイレなどに多く、換気の悪い床下などに多く被害が発生します。
イエシロアリは、水を運んで湿らせながら加害しますので床下だけではなく建築物全体に被害が及ぶ事が多いです。
私たちの住む奄美大島は、亜熱帯海洋性の気候ですので、ほとんどの家屋被害はイエシロアリになります。
大切な財産をシロアリの被害から守るためにも、早期発見とシロアリ防除対策などはとても重要になります。
ここではシロアリ被害を少しでも少なくするために、シロアリ被害を見つけるポイントをご紹介します。
シロアリ被害を判断するチェックポイント
蟻道(ぎどう)
蟻道とはシロアリが移動するために使う、トンネルのようなものです。乾燥を防ぐため、シロアリが自分の分泌物で作り上げた巣との連絡通路になります。
シロアリの数が多い・本巣以外に分巣がある・分巣から更に巣が伸びているといった状況によって、蟻道の数も増え被害が大きくなります。シロアリ被害を確認するポイントの1つとなります。
木材等の食痕
シロアリは木材の柔らかい部分を好んで食べ、硬い部分は食い残します。畳や押入れにしまっていた段ボール、発泡スチロール、プラスチック等さまざまなものに被害を及ぼします。建物内で食痕が確認される場合は、被害が進行している可能性が高いです。
建築物の変状
シロアリの被害が進んだ建物では、家の中を歩くと、床板や畳がくぼんだ感じを受けたりします。
他にもシロアリに加害された柱が下がり建築物の棟や軒の稜線が波を打ち、屋根瓦がずり落ちたり、ふすまや障子、雨戸などの立て付けが悪くなったりすることがあります。建築物の変状が確認される場合は、被害がかなり進行している可能性が高いです。
羽アリの大量発生
羽アリが飛び立つ時は、シロアリが人前に姿を現すので、発見の重要なポイントといえます。
飛び立つの時期や時刻に注意していれば、シロアリの種類の判断にも役立ちます。
ヤマトシロアリの場合は4~5月(奄美は3月~5月)の昼間。
イエシロアリは6月~7月(奄美は5月~6月)の夜に群飛して電灯に飛来します。
明かりに集まるため、外から建物内への侵入もありますが、建物内で大量の羽アリが一斉に飛び出している場合は建物がシロアリの被害にあっている可能性が高いです。
シロアリの被害は、早期発見、早期予防が重要です。これらの被害を発見した場合は専門業者に相談することをおすすめ致します。
シロアリは木材の内部を食べたり、床下など見えないところで被害が進行している場合があります。また、床下はシロアリ以外に雨漏れや水漏れなど突発的な被害が発生する可能性があります。大切な財産を守るために、定期的な床下検査をしておくと安心です。
なるほど!被害が広がると大変なことになるんですね・・・定期的な点検も重要ということですね。私たちでは確認できない場所もありますし、専門の業者さんに見てもらったほうがよさそうですね。
被害が広がる前にも専門の業者にご相談することをオススメ致します。(有)奄美通商では、無料の床下検査を実施しています。あなたのお家の床下状況、シロアリ被害、防除方法をご提案致します。
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